乳がん予防

イソフラボンを多く含む食品とは?

イソフラボンは大豆などマメ科の植物に多く含まれている成分で、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをしてくれるため女性に人気の成分です。
女性ホルモンは加齢と共に減少していきます。
またホルモンは体のさまざまな働きを保っているため、減少すると更年期障害や骨粗鬆症、乳がんのリスクが高くなる、髪の毛が薄くなるなどさまざまな症状を引き起こす原因となります。
イソフラボンは体の中でエストロゲンと似た働きをしてくれるため、減少した女性ホルモンの働きを補ってくれるのです。
更年期障害の症状を緩和したり、骨からカルシウムが流れでるのを抑えるため骨粗鬆症を予防、ホルモンに依存している乳がんや子宮がんの予防効果、毛根細胞を活性化させてしなやかな髪を生成するなど美容と健康に効果があります。

イソフラボンは食事から摂ることができる成分で大豆製品に多く含まれています。
納豆や豆腐などの食材や味噌やしょう油などの調味料にも含まれています。
ですから日本食を食べるだけで必要なイソフラボンを摂ることができます。
最近では和食離れが進んでいるため、外食やコンビニ弁当などを食べることが多い人は大豆製品を意識して摂ると良いでしょう。

女性ホルモンの分泌にもよりますが、1日の摂取量は50~70mgといわれています。
大体の目安としては、豆腐1/2丁(150g)で40mg、納豆1パック(45g)で36mg、豆乳1カップ(200cc)で40gm摂ることができます。
1日に納豆1パックに味噌汁、しょう油などの調味料を含めると十分に補うことができる量です。

また1度にイソフラボンを摂るよりも、数回に分けて摂ることで体の中のイソフラボン濃度を高く保つことができ、効果を持続することができます。
食事から摂ることが困難な場合は、毎朝1杯の豆乳を飲むことをおすすめします。
朝食前は胃に食べ物が入っていないため、体への吸収がよい状態でイソフラボンを摂ることができます。
豆乳が苦手な人にはサプリメントを利用することで補うこともできます。
サプリメントなら味を気にすることなく手軽にイソフラボンを補うことができます。
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